正確さが求められる基準点測量は、時間を掛けなければならない作業。衛星からの電波を受信しなが 、時が経つのを静かに待つ。

GNSS測量とは

 GNSS測量は、全地球測位システム(Global Positioning System、略称GPS)などの衛星測位システム(Global Navigation Satellite System、略称GNSS)を用いて行う測量作業のことです。
 最初はGPS測量と呼ばれていましたが、21世紀に入ってロシアのグロナスGLONASS(Global Navigation Satellite System)などのアメリカ合衆国以外の衛星を利用することが出来るようになり、GNSS測量と呼ばれるようになりました。

GNSS Viewの画面

GNSS Viewによる準天頂衛星の配置状況
(GNSS Viewは日本電気株式会社 が販売する商品です)

高い要求に応える精度

 GNSS測量は、通常4機以上の衛星から送信された電波を、複数の測量用受信機で同時観測し、これらのデータを組み合わせて解析し測量します。その精度は、観測点間の位置関係を数センチメートル以下の誤差で測定します。

見通しの悪い場所でも測量が可能

 GNSS測量は、角度や距離を測る光学機器(トータルステーション)による測量と比べ、観測点間の見通しが不要で、天候にも左右されないため、効率的に作業を実施できる特長があります。
 ただし、高層ビルが立ち並ぶ市街地や、樹木に囲まれた山の中では、GNSS測量機器をもってしても測量が難しい場合があります。当社はそうした場合にも長年の経験とノウハウで対応しております。

高性能のGNSS測量機器を多数保有

 当社は、規模としては小さな会社ではありますが、高性能のGNSS測量機器を多数保有しております。一般的には測量機器を一度に多く使うほど精度や効率が上がります。
 高性能の測量機器を多く持ち、効率的に作業することで、他社にない付加価値を提供します。

当社が所有するGNSS測量機器について

 当社のGNSS測量においては、ライカ ジオシステムズの製品群を使用しています。
 およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたライカジオシステムズは、計測と情報テクノロジーの業界リーダーで、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを提供しています。その革新的な製品とソリューションは、測量をはじめ、土木・建設・大規模構造物・安全・セキュリティ・電力・プラントなど実に多岐にわたります。
 丈夫で故障が少ないライカの測量機器は、当社が提供する価値の高いサービスにおいては、無くてはならない「武器」となっております。
ライカ Viva GNSS モデル GS08Plus
受信機:
ライカ Viva GNSS モデル GS08Plus
適合観測法:
2周波スタティック法
1周波スタティック法
短縮スタティック法
ライカ GPS-System500モデルSR510
受信機:
ライカ Viva GNSS GS10
適合観測法:
1周波スタティック法
短縮スタティック法
Viva GNSS モデル GS08Plus
受信機:
ライカ GPS-System1200モデルSR510
適合観測法:
1周波スタティック法
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